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昭和初期のドラフトコック

 

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昭和8年のコック

 

広島の人に「旨い生ビールを飲ませたい」と願い・・・

兵庫県西宮の工場でドイツ人技師から「生ビール」を習得し、広島に広めたのが私の祖父。

当時のビールサーバーを復活させ、今一度広島に「旨い生ビール」を伝えたい・・・

 

その中枢となるドラフトコックの誕生です。

 

 

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ガス圧とコックの開閉状態と相互関係

 

右が昭和8年当時のコック

左が平成のコック

※重富注ぎはこれでないと注げません。

 

生ビールを注ぐ最初の工程・・・

生樽からビールを引き込み、ビールホースへ、そしてコック、

そしてグラスへという流でビールを注ぎます。

 

この昭和のサーバーは樽からビールホースに引き込む、

ここが醍醐味です。

ガス圧とコックの開閉状態と相互関係。

試行錯誤を繰り返し広島を元気にする生ビールは誕生します。

 

 

昭和のサーバーでビールを引き込む。そして注いでみる

 

 

 

昭和のビールサーバーを復活するアイテム

 

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ビールホースとビールホースをつなぐジョイントと

ビールの樽からビールをドラフトする「ドラフトヘッド」と

ホースをつなぐジョイントです

 

引っ張り出すことをドラフトと言います。   

野球の「ドラフト会議」は抽選箱から引っ張り出すという

意味なんだと思います・・・

 

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ビールホース。

現在のビールホースの主流となる【内径】は5mmです。

しかし、昭和初期のビールホースの内径は9mmとのことでした。

ですのでビールスタンド重富も当然9mmで特注ビールサーバを取り寄せました。

 

 

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このビールホースを上記のように一旦ほどいて巻き直していきます。これが中々大変な作業ですが

昭和のビールサーバを復活させる為には見えない部分も大切です。

 

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冷却循環装置。

昭和初期のサーバーには無かったものですが、重富が生ビールの「品質」を重視するために設置してもらいました。

生樽・ビールホースは氷で冷えますが(冷蔵庫の中に入っている状況)カラン(ドラフトタワー)の中は常温(夏場は20度近くなる可能性も高い)です。

そこでカランの中を冷却するシステムも稼動できるよう製作依頼しました。

 

当初は冷水循環装置は稼動せずに昭和の「生ビール」を提供します。

出来ることなら冷水循環装置を稼動することなくビールを注ぐことで昭和初期を再現したいのですが。

 

 

昭和のビールサーバーを実現する「世界で1本のビールスタンド重富専用「カラン」の誕生

 

昭和8年頃に刊行された「生ビール読本」の冒頭に

「生ビールをウマク飲ますには先ず器具の手入れが一番肝心です」

と書かれています。

 

※生ビール読本とは日本で初めての生ビール取扱い説明本だと思います。

 

料理人が自分の包丁をとても大切にするように

ビール注ぎは、ビールサーバーを大切にしなければいけません。

この基本が出来なければ、どんな旨いビールをビールメーカーが醸造したとしてもお客様に「旨い生ビール」を飲んでいただくことはできません。

 

その思いを胸に昭和8年当時のカラン(ドラフトタワー)を再現することを決意しました。

 

昭和8年当時からビールサーバーを取扱い、今もメンテナンスされているボクソン工業さんに当時のカランと同じものを真鍮の1本棒を削って、又、ボクソン工業の社長自ら、エビスビール記念館に出向き展示されているカランの寸法を目で見て測り、重富のために世界で1本の「カラン」を製作していただきました。

 

勿論、重富自身もエビスビール記念館に足を運び、

「昭和初期に広島の人たちに旨い生ビールを飲ませたい・・・」

それだけを願った祖父の思いに少し近づけたきがします。

これが重富DNAなのだと。

 

「広島を元気にする生ビールを提供し、そのノウハウを地域の飲食店に広める」ことがビールスタンド重富のコンセプトです。

 

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昭和8年当時のカラン

(ドラフトタワー)を再現

 

 

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