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生ビールのうまさを引き出す秘訣

 

ビール工場で造られた状態が一番「旨い」

 

ここで間違えてはいけないことがあります。 それは

私達ビール注ぎは「ビールを旨くすることはできない」ということです

ビールはお料理とは違います。 味付けなどで「より旨く」することはできません。 

 

ビールはその製品の性質上、ビール工場で造られた状態が一番「旨い」はずです(通常のビールの場合※熟成系のビールを除く) ビール工場から、時間と距離に比例して「劣化」が始まります。これは宿命なのでどうしようもありません。 皆さんがビール工場で飲む生ビールを「旨い」と感じるのは、ビール工場の雰囲気だから、だけではないのです。本当に旨いのです。

 

「劣化」を最低限に抑える

 

では、どうするか?

「劣化」を最低限に抑えて、お客様の「喉」に運ぶのが私達の仕事なのです。

運送会社さんが、直射日光をさけ、なるべく振動を少なく運ぶ。

問屋さん、酒屋さんでの保管・管理も十二分に配慮する。

飲食店さんに運ぶ際にも、直射日光(温度変化)や振動に配慮し、納品場所も、日が当らない、温度変化の少ない場所に届けなければなりません。

 

その状態で納品された「生ビールの樽」を、飲食店で、品質を劣化させずに(旨い状態で)注ぐ為には、日々のメンテナンス(保管・洗浄・管理)が不可欠です。

 

このお客様の目には触れない、日々の努力が、「旨い生ビール」を注ぐ【唯一の道】なのです。