うまい!注ぎ方
見た目のおいしさを作る注ぎ方で、重要なのは泡です。
泡の役割を理解し、おいしい生ビールの仕上げをしましょう。
泡の役割
泡には、3つの役割があります。
- 生ビールを外観からおいしそうに見せる役割
グラスの注がれた生ビールをおいしく見せます。 - グラスに注がれた生ビールのおいしさを守る役割
ビールから炭酸ガスが逃げるのを防ぎ、ビールが空気に触れるのを防いで(酸化を防ぐ)、ビールのおいしさを守るフタの役割をします。 - お店の利益率を左右する役割
ビールと泡の比率によって1本の樽から取れる杯数は異なり、泡の比率が高ければ当然杯数は多くなります。
一般的なビールと泡の比率は8:2~7:3(グラスの形状により泡の量は20~30%)で、お店の誰が注いでも常に一定の比率を守ることが大切です。
注ぎ方
ビールの代表的注ぎ方に「キリッとタイプ」と「マイルドタイプ」の2通りがあります。
キリッとタイプ(重富注ぎの原型) 炭酸ガスを逃さない注ぎ方で、注ぎ方の基本と言えます。 |
マイルドタイプ(参度注ぎ) 炭酸ガスを少し追い出す注ぎ方で、ソフトな口当たりとなり、泡が盛り上がります。 |
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