日本ビール検定受験&重富酒店スタッフ研修旅行(北海道編)その11(最終回)
2016年10月14日 | 12:49 | カテゴリ:重富酒店
本当に 研修三昧の 北海道1泊2日です…
でも、今回は すこし 余裕を持たせて行動したつもりではありますが(笑)
余市から 小樽に移動します
ここで 2時間弱 自由時間を (笑)
実は 私には どうしても行きたかった場所があります
でも この場所を スタッフ全員連れて行くと
明日からの 業務に支障をきたすと思い・・・ 自由時間にして 別行動(笑)
小樽にあった 中川旅館の 跡地を探します
北海道開拓使麦酒醸造所で 日本人として 初めてビールを醸造したのが
「中川清兵衛」
彼は 17歳で イギリスに密航し イギリスから ドイツへ渡り
本場ドイツで ビール醸造を習得した 日本人なんです
これを 話すと 大変なので はしょりますが ^^;
詳しくは ⇒ http://www.sapporobeer.jp/area/hokkaido/romankaiko/chapter02/
サッポロビールを 退社後 中川は 小樽運河沿いに 中川旅館を開業します
この旅館で 中川は 開運関係者から 利尻島の苦境を聞きます
まともな港がなく、海が荒れたときは生活物資が届かない…
そこで中川は 資材をなげうって 利尻島(鴛泊港)の整備に乗り出します
莫大な金がかかり・・・ 全ての整備を終える前に
旅館は 借金の為に 人手に渡ってしまいました
その後は 横浜で暮らし 晩年は 長男の住む 名古屋で生涯を終えたそうです
本人の希望で 末後の水は「サッポロビール」
その 中川旅館が あった場所に どうしても 「立ちたかった」 のです
小樽の観光案内所の方に伺って・・・ 博物館に移動
学芸員さんが 丁寧に 古い地図を探して 調べてくださいました
お2人には 中川清兵衛が どういう人で 小樽にとって 大切な人なんだ…
と 力説してしまいました ^^;
場所が わかりました
その場所が ここです
今では お寿司屋さんでした
なにか食べようかと思ったのですが まだ 開店前で・・・ 残念
しばし この場所で 中川清兵衛と 勝手に会話をさせていただきました
江戸・明治時代 開拓精神と愛国心で 醸造された 国産ビール
この 歴史と 思いを 繋ぐために
どうしても 訪れたかった場所です
小樽から 新千歳に向かい 広島に帰ります
また 明日から ビールを伝える1日が 始まります!
強行軍の研修に いつも付き合ってくれて ありがとう!
VictoryRoadチケット対象店舗マップ
営業日時は各店舗によってことなります
開校日:随時開校しています(お1人様~5名様程度)
時間 :約4時間
受講生:飲食店の方 又は、開業予定の方
費用 :5000円(お1人)
※実習のビール代・WEB等での広報に使用します
内容 :テクニック的な事はあまりお話ししていません
ビールの歴史。
人類の歴史の中でのビールの位置づけ。
ビールがこの世に存在する役割。
仕事終わりの1杯の生ビールの意味(重さ)
ビールを注ぐ事とは… 等
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