スイングカランの旅2017 その④ 倉敷「ピエロ」さん
2017年02月23日 | 10:24 | カテゴリ:生ビール大學
番外編が終了し 4軒目の スイングカランのお店です
倉敷にあります 小さなパプ ピエロ さん
この お店の存在を 教えてくださったのが
岡山の「さすらい」さん 旅の1軒目のお店です
その時は 広島に帰る新幹線の時間が 近づいていたこともあり
別の日の取材と なりました
さすらいのマスター 私が取材に行く 前日に
お話に行ってくださったようです (感謝)
お店に入ると
馬蹄形のカウンターの 真ん中に 渋いマスターが
今回から 取材の 機材のセッティングは 店外で準備し
入店後に すぐ撮影開始のようにしました
これまでは 店内で 挨拶している間に セッティングでしたので
最初の方の 会話が 取材できない という事があり
勉強した成果です (笑)
それでも、多少時間がかかるのですが ^^;
ここにある スイングカランは なんと
「キリンビール」 なんです
早速注いでいただきました
ふわっとした泡に やわらかい口当たりと喉越しの
「キリンラガー」です
戦後の時代
昭和の初期から戦後
飲食店にも 積極的に展開していたのが
大日本麦酒 今の アサヒビール&サッポロビール(エビスビール)
キリンビールは 家庭用に 力を入れておられた時代
アサヒ・サッポロの ビールサーバーを見ることはありますが
キリンビールの ビールサーバーを見るのは これが 2度目です
1度目は 愛媛の骨董品屋さんで 戦前? の ビールサーバーを見て以来です
マスターは キリンビールさんから 注ぎ方を習ったわけでは無く
他の 店舗さんで 見たり、聴いたりしたわけでもなく
独自に 注ぎ方を考え 今に至っておられます
途中 火事で 店舗が焼けてしまうという トラブルもあったそうですが
このビールサーバーは 無事に残り
今も 大切に使用されておられます
開店当時は 空冷式だったようですが
今は 瞬冷式
でも 新鮮なビールを注ぎたいとの思いで
ビールの樽の 容量は 最小の 7リットルを使用
最近のお店は 樽交換のロスの削減から
大き目の樽を使用し 数日かけて 使う店が多い中
ビールに対する 思いを 気持ちを 感じます
また マスターの注ぎ方をみて 思い出したお店があります
浅草の 正直ビアホールさん
80歳のママさんが注がれるビールと マスターの注がれるビール
どことなく イメージが 似ています
浅草のお母さんの注ぐビールは 「雅」
倉敷のマスターの注ぐビールは 「粋」
そんなマスターに出会えました
3時間ほどおじゃまさせていただきましたが
とても 良い時間と ビールを頂きました
マスター ありがとうございます。
小さなパプ ピエロさん
⇒ https://mapfan.com/map/spots/SA4H,J,N4707
開校日:随時開校しています(お1人様~5名様程度)
時間 :約4時間
受講生:飲食店の方 又は、開業予定の方
費用 :5000円(お1人)
※実習のビール代・WEB等での広報に使用します
内容 :テクニック的な事はあまりお話ししていません
ビールの歴史。
人類の歴史の中でのビールの位置づけ。
ビールがこの世に存在する役割。
仕事終わりの1杯の生ビールの意味(重さ)
ビールを注ぐ事とは… 等
申込み:sake@sake.jp までお問合せください