第1回次世代ビールの会#at広島 大阪から8時間かけて、ビアホールのバイト君達がやってきた!
2017年03月07日 | 09:57 | カテゴリ:生ビール大學
月曜日の広島
今週は 真冬に逆戻りの広島なので
ビールスタンド重富も ゆったりとした時間が流れています
それでも、多少待ち時間があったのですが
5:30頃だったでしょうか?
外に 若者たちが待っていてくれています
店内が空き 声をかけようと思うと
若者たちは 居ません
っま 寒いし 他に行くところもあるんだろう…と (笑)
それからも お客様にビールを注ぎ いつもよりは ゆっくりと会話を楽しんでいました
閉店30分前くらいに 若者5名の集団が 来店
全員 違う注ぎ方を注文
すると 1つ1つ なにか 感想を話しながら飲んでいます
ちょっとしたビールの説明を しながら 普段のお客様と同じ感じで…
すると 1人の 青年が
「僕たちも 横コックで ビールを注いでいるんです」 と!
横コック いわゆる 私が使っている「スイングカラン」の事だとはすぐわかりました
横コックを 現役で使っているお店は ほぼ全店把握しているはず
こんな若い注ぎ手が いるのは 北海道の札幌ビール園さんしか 思い当りませんが…
「どこの店舗さんなんですか?」 と 伺うと
「ニューミュンヘン」 です! と
即座に 壁に貼ってある ニューミュンヘン本店さんの コースターを指さしました
全員 「おっ~!」という どよめきが 店内に(笑)
それから すこし会話をしていくと
早い時間に来たのだけど 遅い時間のほうが話ができると思い 再来店したこと
5名全員 「バイト」 であること
高速を使用せずに 一般道で8時間かけて広島にきたこと
広島に来た目的は 当店に来店して 話を聞きたいこと
今日の泊りは ネットカフェ
明日も8時間かけて 17時のバイトに間に合うように大阪に帰るということ
ビアバーの オーナーや 社員さんが 勉強にと お越しになることはありますが
バイト君が 自分たちの お金と時間を使って 勉強に来られる
こんな思いを持った バイト君を育てる事ができている ニューミュンヘン本店さん
流石 大阪のビアホールの老舗だと! 感動しました
ニューミュンヘン本店さん
⇒ http://www.newmunchen.co.jp/shop_head_house.html
お客様が全員 帰られた後に
私が知る限りの ビールの説明や サッポロビールの歴史を 伝えさせていただきました
ミュンヘンさんの ビールサーバーの仕組みを伺い 弊社のサーバーよりも
流量も勢いも 強い事を知りました
折角なので 弊社のサーバーでも 注いでもらいました
やはり 勢いが弱いので いつものようには 注げないようです
多くのビールの注ぎ手さんは 弊社のサーバーの勢いが強すぎて 注げないのですが
勢いが弱すぎて 注げない方々は 初めてです!
いろいろなお店に 横コック(スイングカラン)を設置して
注ぎ手も 他流試合 的に 注ぎ合うことも 「注ぎ」を 考える 大事な事だと感じました
このまま帰すわけにはいかないので
一貴さんで 課外講義 (笑) 晩ごはん付き^^;
夜中まで ビールの会話は続きました
ネットカフェに帰っていく彼らの背中を見送りながら
ビールって やはり 凄い! と しみじみと感じました
彼らの情熱に負けないように
もっともっと勉強したい! と 感じます。
ニューミュンヘン本店さんに 彼らが居ます!
是非 彼らの 本気のビールを お楽しみくださいね!
■一般学部 ⇒ WEBサイトをご参照ください
■飲食店学部
開校日:随時開校しています(お1人様~5名様程度)
時間 :約4時間
受講生:飲食店の方 又は、開業予定の方
費用 :5000円(お1人)
※実習のビール代・WEB等での広報に使用します
内容 :テクニック的な事はあまりお話ししていません
ビールの歴史。
人類の歴史の中でのビールの位置づけ。
ビールがこの世に存在する役割。
仕事終わりの1杯の生ビールの意味(重さ)
ビールを注ぐ事とは… 等
申込み:sake@sake.jp までお問合せください