携帯 県の会議
2008年12月05日 | 08:32 | カテゴリ:未分類
昨日のニュースで「大阪府の橋下徹知事が表明した「ケータイ禁止令」が波紋を呼んでいる」という内容が流れました。 学校現場では、ケイタイ(不要物)でのトラブルの対応に、本来の学習の指導がおろそかになるなど弊害が出てきています。
親が子どもに買い与えたケイタイを、親がきちんと管理できていないことが原因だと考えます。 広島県でも「携帯電話等に関する啓発活動推進会議」が開催され、先日第2回目が開催されました。 メンバーは、県教育委員会・市教育委員会・町教育長会・都市教育長会・県高等学校PTA・県PTA連合会・市PTA協議会です。
当日の協議で、今後の検討の柱となる事項は・・・・
①子どもの発達段階に応じた携帯電話の指導のありかた ②保護者を巻き込んだ動きにしてゆく ③保護者が実態を知らない ④県全体の動きとして進める必要性がある ⑤相談窓口を周知徹底する(子ども・保護者) ⑥問題サイトの監視システム ⑦業者への対応の申し入れ ⑧セーフティネットの必要性 ⑨保護者がまず責任の主体であることを自覚
協議の中で、過去の広島において暴走族対策として「3ない運動」を展開した経緯の説明がありました。 高校生が ①バイクを買わない ②バイクに乗らない ③免許をとらない (免許を持っている子は、卒業まで免許を学校で預かったそうです)
当初は、校長会とPTAが進めていたようですが、官が、民に強要するとはいかがなものか!・・との圧力で校長会は降りざるをえなかったようですが、PTAは「子どもの命を守る」という親の立場から、一歩も引くことなく、この運動を展開し、結果として、死亡事故や暴走問題が減ったようです。
バイク問題のキーパーソンは「保護者」でした。 今回のケイタイ問題に関しても、キーパーソンは「保護者」であることに間違いはないと考えます。