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旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

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火事と携帯電話

 

 

火事のニュースが2つありました。 1つは、ご近所の老人を助けたという高校生。 そしてもう1つは「携帯電話」を取りに戻って焼死してしまった高校生。

 

老人を助けた高校生のコメントです。 「子どものころから近所の人によくしてもらったので、いつか恩返しをしたいと思っていました。救助のあと足が震えたけど、また同じようなことがあっても同じ行動をすると思います」 と 心から拍手をおくりたいと思います。 でも3人とも無事でよかったです。

 

そして、携帯を取りに戻り亡くなってしまった高校生には、心よりお悔やみを申し上げます。 「どうして携帯を・・・」と残念でしかたがありません。 多くの人がそう思われたでしょう。

 

この2つの事故。 人を助けた高校生は美談で英雄になりますが、携帯を取りにいった高校生は・・・・

 

でも、後先を考えず「行動せざるをえなかった」彼らの心境は・・・ 同じだったのではないでしょうか?

 

「お世話になったおじいちゃん・おばあちゃんを助けたい」 「携帯を失いたくない」

 

携帯電話は機械ですし、買い換えれば新しいものが手に入ります。 それでも、失いたくなかった彼の「気持ち」

 

携帯電話でつながっている、人、友人、メル友・・・ 彼の携帯を通じての世界(彼の居場所)

 

自分の命と比べても・・・「火事で失いたくなかった」 のではないでしょうか?

 

この2つの事故から、人と人との関係。 そして、子どもと携帯電話との関係を もっともっと・・・見つめなおす必要があると感じています。

 

 

 


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