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旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

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中区P研究大会

 

 

中区PTA連合会の第18回研究大会が開催されました。

 

今回のテーマは

 

 「ネット社会と子どもたち」  ~親の意識を高めよう~

 

最初に、中央警察署の少年育成官さんより、今の子どもたちの「インターネット利用の 光と影」 そして、親の心構えについてお話をいただきました。 その中で 携帯の利用目的が根本的に違うことが話されました。

 

 子どもの利用目的 「交友関係の維持・自分の楽しみ」  親の利用目的「親との連絡用」

 

また、中学生の平均のメール送信数(日)は  100~300通であることにもビックリを通り越して驚愕でした。

 

もちろん、拝啓や前略などではじまり、敬具・早々で終るような内容ではなく

 

 

   どしたん?

 

     そうなん・・・

 

        それから・・・

 

そんな 一言、一行のメールがほとんどです。 ある意味 「会話」を メールを使っているのと同じです。

 

メールが届くと、すぐに返事を書く。 これは「会話」だと理解すればいいのです。

 

警察の資料から、昨今の出会い系サイトによる子どもの被害の率は 96.5%がケイタイからのアクセスによるものだそうです(全被害数/1100人)

 

 

 

 

後半部分はパネルディスカッションで、様々な方のご意見を伺うことができました。 その中で、一番印象に残ったのは江波中の会長のお話でした。

 

わが子には、心の発達に応じて携帯電話は持たすべきだと思うので、子どもには持たせていません。 ある日、スポーツクラブに出かけた子どもが、なかなか帰ってきません。 とても心配になり、近所を自転車で探し回りました。

 

この話を聞いて・・・

 

 「携帯を持たせたら良いのに」 と思う方は多いのではないでしょうか?

 

でもそれは何故?と 自問自答すると・・・・

 

 (A)なにかあったときに、安心できるから  → (Q)何故 安心でないのか?  (A)事故や事件に巻き込まれていないだろうか → (Q)何故 そう思うのか?

 

 (A)子どもになにかあっては 嫌だから・・・子どもが大好きだから、愛しているから

 

そういう答えが返って来るのが予想できます。

 

でも、思いました。

 

 親は、もっともっと子どもの事を心配するべきではないか・・・  子どもが帰ってこなくて、居ても立ってもいられなくて、探し回る。

 

携帯があれば、その思いはしなくて済みますが・・・果たしてそれでよいのでしょうか? 「親子の絆」って 子どもの事を「心配する」 その子の年齢に応じて、社会性に応じて心配する。 その繰り返しで、深くなり、そして確かめられるのではないでしょうか?

 

子どもにとって、親が自分のことを心配してくれない。 楽なことでしょうか・・・寂しいことなのでしょうか?

 

わが子が遅くなったとき、GPS機能で探す親と、自転車で走り回ってくれる親。 あなたは、どちらですか?

コメント(1)

ham

ふむふむ。なるほど。
参考になるわ。
今度、使います。

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