中区P研究大会
2009年01月20日 | 13:21 | カテゴリ:未分類
中区PTA連合会の第18回研究大会が開催されました。
今回のテーマは
「ネット社会と子どもたち」 ~親の意識を高めよう~
最初に、中央警察署の少年育成官さんより、今の子どもたちの「インターネット利用の 光と影」 そして、親の心構えについてお話をいただきました。 その中で 携帯の利用目的が根本的に違うことが話されました。
子どもの利用目的 「交友関係の維持・自分の楽しみ」 親の利用目的「親との連絡用」
また、中学生の平均のメール送信数(日)は 100~300通であることにもビックリを通り越して驚愕でした。
もちろん、拝啓や前略などではじまり、敬具・早々で終るような内容ではなく
どしたん?
そうなん・・・
それから・・・
そんな 一言、一行のメールがほとんどです。 ある意味 「会話」を メールを使っているのと同じです。
メールが届くと、すぐに返事を書く。 これは「会話」だと理解すればいいのです。
警察の資料から、昨今の出会い系サイトによる子どもの被害の率は 96.5%がケイタイからのアクセスによるものだそうです(全被害数/1100人)
後半部分はパネルディスカッションで、様々な方のご意見を伺うことができました。 その中で、一番印象に残ったのは江波中の会長のお話でした。
わが子には、心の発達に応じて携帯電話は持たすべきだと思うので、子どもには持たせていません。 ある日、スポーツクラブに出かけた子どもが、なかなか帰ってきません。 とても心配になり、近所を自転車で探し回りました。
この話を聞いて・・・
「携帯を持たせたら良いのに」 と思う方は多いのではないでしょうか?
でもそれは何故?と 自問自答すると・・・・
(A)なにかあったときに、安心できるから → (Q)何故 安心でないのか? (A)事故や事件に巻き込まれていないだろうか → (Q)何故 そう思うのか?
(A)子どもになにかあっては 嫌だから・・・子どもが大好きだから、愛しているから
そういう答えが返って来るのが予想できます。
でも、思いました。
親は、もっともっと子どもの事を心配するべきではないか・・・ 子どもが帰ってこなくて、居ても立ってもいられなくて、探し回る。
携帯があれば、その思いはしなくて済みますが・・・果たしてそれでよいのでしょうか? 「親子の絆」って 子どもの事を「心配する」 その子の年齢に応じて、社会性に応じて心配する。 その繰り返しで、深くなり、そして確かめられるのではないでしょうか?
子どもにとって、親が自分のことを心配してくれない。 楽なことでしょうか・・・寂しいことなのでしょうか?
わが子が遅くなったとき、GPS機能で探す親と、自転車で走り回ってくれる親。 あなたは、どちらですか?
ふむふむ。なるほど。
参考になるわ。
今度、使います。