広島を生ビールで元気にしたい!ひろしま元気プロジェクト

旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

子どもを【バカ】にする食事 と 睡眠不足という【虐待】

 

 

日本PTA全国大会が無事に終了しました。 関係各位に心から御礼と感謝を申し上げたいと思います。

 

ありがとうございます

 

さて、最終日の講演 東北大学教授・川島隆太先生氏の講演内容を、もう少し詳しくお伝えしたいと 思います。教授は、講演内容を、1人でも多くの保護者に伝えたい! そのために「口コミ」であなたから、次の人へ伝えて欲しいと熱弁されていました。それは、PTAの会や研修に参加される保護者は、あるいみ意識が高く、子育てにおいて懸念することは少ないは、PTAや研修に参加されない方の中に、課題を抱えて子育をされている方が多く、その人たちに大切な事が「届かない」という大きな課題です。

 

★ 口コミで伝えて欲しい事は 下記です

 

【朝ごはんを、おかずと一緒にちゃんと食べないと、子どもがバカになる】 【子どもの睡眠時間を確保しないことは、虐待】

 

 

これまで様々な場所で言われてきた「早寝・早起き・朝ご飯」

 

しかし、朝ご飯を食べない子と朝「おにぎり」だけの朝ご飯を食べた子では 実は、脳の発達には、さほど影響がないことがわかっています。

 

身体の栄養の面では、おにぎりだけでも食べるほうが良いのですが、脳の発達に関して言えば、おにぎりを食べるだけは、食べない事と同じなのだそうです。

 

それは、おにぎりの「でんぷん」は糖に変わります。脳の栄養は「糖」なのですが「糖」だけでは上手に脳に取り入れられません。リジンに代表されるような他の栄養素が不可欠です。

 

実は、リジンは、豆に多く含まれています。豆を原料としている「味噌」ですね 朝ご飯に、ご飯とみそ汁という組み合わせは、脳にとって素晴らしい朝食なわけです。

 

朝食を食べている家庭は多いのですが、その「内容」が大切です。 パンとジャムと紅茶・・・そんな朝ご飯は「糖&糖」の組み合わせです。 脳の発達的には「食べていない」事と同様になります。

 

ご飯でもパンでも「糖」だけでなく、他の食材からバランス良く栄養をとる事がとても重要なのです。

 

次に「睡眠時間」についてです 子どもの「脳」の発達には、十分な睡眠時間が大切です。 睡眠時間に、脳は痛んだ部分の修復作業をしています。 そのためには、早い時間に就寝し、脳を冷ますことが必要です。 遅くまでテレビやゲーム・ケイタイをしている脳は、興奮状態で通常よりも温度が上がっています。その上がった状態では熟睡ができません。その結果、脳がしっかりと休養休息がとれずに、修復作業も難しくなります。

 

子どもの成績や進学(就職)のために、最近は「塾」で帰宅時間が遅い子が多く、帰宅後も食事や宿題などで就寝時間が遅い子が多いのが現代です。 川島先生はこれを【虐待】だと表現されました。

 

子どもの成績を良くしたい→塾に→就寝時間が遅い→朝眠い→朝ご飯を食べない

 

もうお分かりでしょう。 子どもの成績を良くしたいと思ったら・・・・

 

早い時間の就寝 → 十分な睡眠 → しっかりと朝ご飯を食べる

 

このベースを基本にして、生活環境(習慣)を考えることが大切ですね。

 

脳の発達とは「前頭前野」を育てることだと川島先生は話されました

 

(先生のサイトより ↓)

 

(前頭前野の大切な働き)

 

①顔の表情や声の様子から、人の気持ちを推測する働きがあります。 ②ものを覚えるという気持ちも、前頭前野から出てきます。 「覚えるためには繰り返し練習しなきゃ!」と前頭前野が教えてくれるのです。 ③「さあ、がんばるぞ!」という「やる気」、なにかをやってみようという「やる気」「挑戦する気持ち」も前頭前野から出てきます。 ④反対に、やってはいけないことはしない、という気持ちも前頭前野から出てきます。人を傷つけてはいけない・盗んではいけない、これも前頭前野が教えてくれています。 前頭前野をうまく使えないと・・・。 ⑤悲しいこと、くやしいしいことがあっても、人前では顔に出さずに我慢する気持ち、これも前頭前野の働きです。前頭前野がうまく働かないと、ちょっとしたことでも、すぐに怒ったり、めそめそしてしまいます。 ⑥前頭前野は、いろいろなものを発明する力も発揮します。ノーベル賞をもらう  ような発明や発見をする人はとても上手に前頭前野を使えるのです。  音楽や絵画など、素晴らしい芸術作品を作りだす力も前頭前野の仕事です。 ⑦周りのことを気にしないで、一つのことに打ち込む集中力は、前頭前野の働きです。 反対に、2つ3つのことを、同時にできる力も前頭前野の働きなのです。 ⑧私たちは、前頭前野を使って、いろいろなことを考えています。人とは違ったアイデアがたくさん浮かんでくるような人は、前頭前野をうまく使える人です。 人の話を聞いたり、本を読んだりしたことについて、自分の考えを持てる人、スポーツが上手な人・・・みんなたくみに前頭前野を使っているのです。

 

        < 川島 隆太 著 「脳を育て、夢をかなえる」より >

 

前頭前野が、一番成長する時期が調査研究からわかっています。

 

第一時期  〇歳~3歳  (いわゆる、三つ子の魂100までの時期) 第二時期  12歳前後~18歳頃

 

つまり、第一時期は「親」が全てを支配する時期ですが 第二時期は、子どもが自分自身で「脳を発達」させることができる時期です

 

どうすれば脳(前頭前野)が発達するのか・・・・

 

まず脳の元気の支えとなるのは  ■睡眠 ■バランスのよい食事 ということはお話ししました・・・・そのベースの上に

 

  読み  書き  計算   (読み書きそろばん)

 

やはり、これなんだそうです。 これは、学習面での成績がアップするだけではなく 「想像力」「コミュニケーション能力」のアップにも連動しています。

 

つまり、最近の子どもはコミュニケーション能力に課題があるとよく言われます 先生の講演から導き出される解決方法は・・・・・

 

十分な睡眠、バランスのよい食事、読み、書き、計算

 

上記のことを、生活習慣として身につけると、成績も人間性もアップする ことになります。

 

我々親は、子どもの成績だけでなく、子どもの「自立・自律」が大切です。 子どもの「前頭前野」を育むことで、「成績・自立・自律」を育むことができます。

 

早寝・早起き・朝ご飯・テレビを消して外遊び!・家の手伝して読書する

 

この当たり前で、当然のように聞こえる【標語】ですが・・・・ 脳科学的に根拠のあることでした。

 

古(いにしえ)からの生活習慣が・・・・ 子育てにおいても王道だったことは間違いないようです!

コメントする