広島を生ビールで元気にしたい!ひろしま元気プロジェクト

旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

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ひやおろし って 何? お答えいたしましょう~

最近、居酒屋さんやお酒屋さんの店頭などで

 

日本酒の「ひやおろし」という名称をみませんか?

 

 

 

 

 

「ひやおろし」って何? というご質問にお答えしましょう~

 

●簡潔編

 

今年の早春にしぼられた「新酒」を、蔵の貯蔵タンク等で

 

「ひと夏」を越し、ちょうど良い頃合に熟成がすすみ、

 

まろやかな味わいと旨味を楽しむお酒が【ひやおろし】です。

 

まさに、秋に楽しむお酒ですね

 

 

●詳細編

 

 

春にしぼった新酒を、火入れ(※)をします。

 

そのあとに貯蔵タンク等で貯蔵させます。

 

暑い夏の間を蔵の中のひんやりとした環境で眠りにつきます。

 

しかし、蔵の中といっても夏ですので一年の中で一番蔵内の温度が

 

あがります。やはり、温度が高めのほうが、酒の熟成は進みます。

 

ひと夏を超えることで、新酒は熟成を深めます。

 

やがて秋風が吹き始めたら(※)いよいよ出番です。

 

熟成をましたお酒は、2度目の火入れをせずに出荷します。

 

 

※火入れ

 

日本酒には「火入れ」という行程があります。

 

お酒を約60度~65度に温めます。そのことで

 

発酵を止めたり、雑菌を殺し、香りや味を保つことができます。

 

牛乳などは105度程度で殺菌をしますが、

 

日本酒はアルコールの殺菌効果との相乗効果で

 

低温加熱殺菌で十分なのです。

 

通常は2回「火入れ」を行います。

 

新酒を搾り、貯蔵する前に1度

 

さらに出荷前に1度、行われます。

 

【ひやおろし】は、この2度目の「火入れ」をしていません。

 

貯蔵前の火入れは、お酒を安定して熟成させるためですが

 

2度目の「火入れ」をしないのは、ひと夏を超え、

 

熟成による風味をそのまま楽しんでいただきたいためです。

 

熟成中に醸しだされた風味をそのまま楽しむことができます。

 

 

※秋風

 

夏の暑さが過ぎ去り、秋風が拭き始めるころ

 

ひんやりとしいる酒蔵と外気温が同じになる頃(約25度)

 

に出荷されます。 ちょうど今時分ですね。

 

 

●ひやおろし の 語源

 

昔昔・・・2度目の加熱殺菌(火入れ)をせず「冷や」のまま、貯蔵用の大桶から木樽に「卸(おろ)して」出荷したいたことから、このお酒は「冷卸(ひやおろし)」と呼ばれました。

 

現在では、桶や木樽を使うことはなくなりましたが

 

新酒をしぼったときの火入れだけを行い、熟成させ、2度めの火入れを

 

行わないで出荷する「ひやおろし」の本質はその当時のままです。

 

 

●一口メモ

 

酒を出荷するときに運搬用として使用されたのが「樽」です

 

「樽」にも様々な大きさがあり、一番大きいものが「四斗樽」です

 

1斗が 18リットル(一升瓶で10本)ですから 72リットルですね。

 

 

 

 

 

 

 

もうお気づきでしょうか?

 

弊社の居酒屋の店名は

 

   「四斗平」(しとへい)

 

この「四斗」樽の酒を、集まった皆で「平」らげるほど飲んで欲しい!

 

それが   四斗平の 店名の 意味です。

 

 

 

 

http://sake.jp/modules/shitohei/index.php/index.html

 

 

 

 

秋は「食欲の秋」をいわれるほど 様々な食材が豊富な季節です

 

秋ならではの食材に「ひやおろし」で乾杯しませんか!

 

 


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