【泳げこいのぼり】ボランティアさんとの出会い
2011年04月26日 | 20:58 | カテゴリ:未分類
今回のプロジェクトで被災された方々との出会いについては また帰ってからじっくりと書きたいと思います。
今日はこの2日間でで会ったボランティアさんの連携に感動したことを書きます。
それは、まずは初日の渡波中学校でこいのぼり設置の準備をしている時です。
「こんにちは。こいのぼり良いですね」と 声をかけてくださったのは 横浜のお寺の住職さんでした。 避難所をまわって、落語をされているとのことでした。
今回のプロジェクトの経緯を話すと とても感銘をうけられたようで なにかお手伝いすることはありませんか?とのこと
私は「こいのぼりが沢山あるので、他に掲げる場所があれば教えてください。」 そうお話しをしました。住職のボランティアさんはこいのぼりの写真を 撮影して次の避難所に移動されました。
ほんの一時間してから 住職のボランティアさんから電話がありました。
「湊小学校にお話しをしましたので行かれてみてください」と
本当に感謝です。
翌日、朝早く。 石巻のボランティアセンターさんから電話がありました。
住職さんからこいのぼりの話を聞かれた方が、ボランティアセンターの 会議に提案されたようで、子どもたちの心のケアーをされている方から 「お手伝いしたいので、お話できませんか」と
快く快諾して、石巻ボランティアセンターが設置されている 専修大学キャンパスに向かいました。
そこで、いろいろとお話しをして 元プロバスケットボール選手のボランティアさんが 今日回るときに配りたいのでいくつか分けてくださいと… 感謝です。それだけでなく、本部の方をご紹介くださり 最後に、配りきれなかったこいのぼりを 全部、責任持ってくばります。とのお話しを頂きました。
涙がでるほど嬉しかったです。
ボランティアセンターでは、様々な活動があります。 緊急性を有する事もたくさんあるなか 広島の皆さんのお気持ちを配りましょう。と…
快諾してくださいました。
全てを受け入れようとされる姿勢に頭が下がります。
いくつかこいのぼりをお渡しして、明日また来るお約束をして別れました。
次の候補地、湊小学校に向かう道の途中で ダンプカーのお兄さんがトラブルあったらしく 路肩に停車されていました。服装からボランティアさんだとは 直ぐにわかりました。 「どうかされましたか?」と声をかけました。 二連ある後部のタイヤとタイヤの間に木切れがはさまって とれないとのこと… 竜二と2人でトラックを降りて、手伝いを始めました。 木切れは奥深くはさまっておりなかなか取れません。 三人で試行錯誤しながら、なんとか木切れを撤去!
皆でハイタッチとハグで喜びを分かち合いました。
「どちらに行かれるのですか?」との質問に 「湊小学校にこいのぼりの設置のお願いに行く途中ですと…」伝えました。
すると…
「湊小学校のボランティアリーダーをしっています。Sさんを訪ねてください」 と、とてもありがたい言葉とドリンクをもらいました。
その一時間後には、湊小学校にこいのぼりがはためいていました。
こいのぼりプロジェクトの思いを 多くのボランティアさんがいろんな形で応援、お手伝いを頂きました。
日本って良いな〜と改めて感じました。 多くの皆さんに感謝です。
今一番感謝したいのは、笑顔で送り出してくれた我が社のスタッフと… このプロジェクトの助っ人として5日間も同行してくれている竜二に… 心から感謝しながら、この文章を仙台のホテルで書いています。
竜二は食事もせずに爆睡しています。 起きたら食事に行こうと思います。
あすは、石巻でこいのぼりをお渡しして 仙台の藤原屋さんで東北の日本酒120箱を積んで広島に帰ります。
安全運転で帰ります。