ライフライン とは 電気水道ガスですか?
2011年09月01日 | 11:25 | カテゴリ:未分類
ライフライン とは 電気水道ガスでしょうか??
(防災の日にあたっての一考察)
*写真は 津波の被害にあった校舎(石巻/渡波中学校)
「ライフライン」といって
まずなにを思い浮かべますか?
多くの方が「電気・水道・ガス」などの インフラを連想します。
(これは、テレビなどのメディアが、そう伝えているからですね)
でも「ライフライン」を直訳すると 「命綱」です
電気・水道・ガスは とても大切ですが 「命綱」でしょうか?
命がなければ、電気・水道・ガスは 必要ありませんよね
電気・水道・ガスは 行政などを中心として、しっかり考えてもらう部分です。
マスコミで、取り上げるとしても、焦点が違うような気がしています。
われわれ個人では、なかなか対応できない部分です。
われわれ個人が、自主的に備えておかなければならない「ライフライン」はなんでしょう?
私は、生活圏内に、名前と顔を知っている人が、どれだけいるか が ライフラインだと考えます
昼間、仕事にでかけていて災害に遭遇した場合・・・
子どもたちは避難所などに避難します。
そこで、どれだけ知っている人がいるか? これ とても大切ではありませんか?
もし、子どもが・・・家の近所で困っているとします
○○ちゃん、1人。 怖かったね! もう大丈夫 おばちゃんと一緒に逃げよう!
そう声掛けてくれる人が、生活圏内にどれくらいいますか?
ただ、地域で生活しているだけでは ライフラインは細いものだと思います。
このライフライン「命綱」を 太く・丈夫にしていくためには・・・
○町内会に入って、できる活動をする
○子ども会に入って、子ども同士が顔見知りになる以上に、親が顔見知りになる
○町内のお掃除には、親子ででかける(親子の顔を覚えてもらう)
○町内の商店街や個人店で買い物をする
○PTA活動にも、できる部分で積極的に活動する
日常の、1つ1つの積み重ねがライフライン「命綱」に直結していないでしょうか?
特別なことをするわけではなく、地域生活そのものの「仕組み」が「命綱」です。
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