未成年者飲酒防止を啓発しています! 広島小売酒販組合
2011年11月10日 | 08:49 | カテゴリ:未分類
この名称をご存知ですか?
薬局に薬剤師さんが必要なように・・・・
お酒(飲む年齢や、飲み方を間違えると【毒】です)を
正しく管理して販売する責任者の事です。
酒屋さん(お酒の販売場)には
「酒類販売管理者」を配置することとなっています。
この酒類販売管理者を 養成する講座を
広島小売酒販組合で 担っています。
重富は、その組合の副理事長でもあり、養成講座の「講師」をしています。
3部構成の講座で、重富はその「第1部」を 年に数回担当して講義します。
その中で特に【説明】するのが この 《未成年者飲酒防止》 の項目です。
10年前に作成した「ちらし」ですが、このちらしに 伝えたいことを凝縮しています
<作成/広島酒販青年会>
なんどかブログでも紹介していますが 再度 掲載しておきます。
お時間があれば、是非 ご一読ください。
また、思春期のお子様をお持ちの方は 【必見】だと思います。
◆◆ 未成年者の飲酒がなぜイケナイか! ◆◆
昨今の規制緩和で、お酒が様々な場所で購入できるようになりました。
未成年者が購入してしまうケースも多いようです。
法律でお酒は20歳から~と決まっていますが「なぜ?」でしょうか。
それは、子どもの成長に大きく関わっているからです。
男性の場合、第2次成長に関わる物質と、
アルコールの解毒に関わる物質が同一のようです。
つまり、体が成熟している時期に、酒を常飲すると・・・
男性機能を充実(第二次成長)させるよりも、
アルコールの解毒を優先してしまうのです。
不妊症の男性の原因である「精子の数が少ない」等の原因になる可能性が大きい
との指摘もあります。
また、人間の脳は、ほぼ20歳まで成長を続け、あとは徐々に衰えていきます。
若い頃に酒を常飲すると、脳の発達がストップしてしまいます。
またアルコール性認知症になりやすいという報告もあります。
女性の場合は、生理不順の原因の1つにあげられています。
つまり、法律で決まっているから「飲んではいけない」という理解ではなく
「子どもの体に有害だから飲んではいけない!」
の認識をもってください。
将来、お孫さんの顔を見たい。
この手で抱きたい。と思う方は、お子さんに「酒の常飲」をさせてはいけません。
もう手遅れ?と思われる方があるかもしれませんが、
子どもの成長能力は大変素晴らしいものがあり、
もとに戻る可能性も大きいのです。
今からでも遅くはありません。
今日から飲酒を止めさせましょう~
写真は 先日(8日)に広島小売酒販会館で開催された
養成講座の様子 (講座開始 5分前です)