生ビールを取り扱う者の【心棒】 エビスビール記念館にて
2012年06月21日 | 13:54 | カテゴリ:未分類
ビールスタンド重富の 開店日が近づいてきました。
自分自身のために・・・再度 再々度・・・
「生ビール」の 基本軸ともいえる 【言葉】 を読んできました。
この言葉がある エビスビール記念館に さきほど行ってきました。
今は、広島に帰る新幹線の中で このブログを書いています・・・
この【言葉】を 伝えることも ビールスタンド重富の 大きな意味です。
その言葉は ここに 書いてあります
昭和8年頃に刊行された「生ビール読本」の冒頭に・・・・
「生ビールをウマク飲ますには先ず器具の手入れが一番肝心です」
そう書かれています。
※生ビール読本 日本で初めての 生ビール取り扱い説明本 だと思っています
料理人が、自分の包丁をとても大切にするように
ビール注ぎは、ビールサーバーを大切にしなければいけません
この基本ができなければ、どんな旨いビールをビールメーカーさんが醸造されたとしても・・・
お客様に「旨い生ビール」を飲んでいただくことはできません。
この言葉を読んだ時に・・・ 重富の中に 突き上げてくる「思い」がありました
この当時の生ビールを、広島の皆さんに飲んでもらいたい!
自分が飲みたい気持ちよりも、注ぎたい(飲ませてあげたい)
その思いが 全部だったように感じます。
そのためには・・・この読本と一緒に展示されている
昭和8年当時の カラン(ドラフトタワー)が どうしても 欲しい・・・・
残念ながら、当時の物は手に入りませんでしたが
昭和8年当時から、ビールサーバーを取り扱い、今もメンテナンスをされている
ボクソン工業さんに・・・当時のカランと 同じものを 真鍮の1本棒を削って・・・
重富のために、世界で1本の 「カラン」を 作成していただきました。
ボクソン工業の社長さん自ら、エビスビール記念館に出向き
展示されているカランの寸法を、目で見て測って 作成していただきました。
その社長の 思いを 心に刻むためにも
今回 エビスビール記念館に 行かなければならなかったんです。
昭和初期に・・ 「広島の人たちに 旨い生ビール を飲ませたい」
それだけを願った 祖父 の 思いに・・ すこし近づけた気もします。
お墓参りに行っても、祖父を感じることはあまりないのですが・・・・
エビスビール記念館の この カランを見ると 祖父を感じることができます・・・
これが 重富DNA なのでしょううね・・・・
生ビールで広島を元気にする!
これが、重富のミッションです!