広島を生ビールで元気にしたい!ひろしま元気プロジェクト

旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

「死ね」何気なく使っていますが・・心が壊れる悪魔の言葉

 毎朝 7:30 から始まる NHK朝の連続テレビ小説

 

      純と愛    を ぼ~っと見ながら 眠気を覚ましている毎日です

 

 

 昨日の番組の中で 目が バチッと! 覚めた瞬間がありました

 

 愛(いとし)君の言葉です

 

 

 「死ね」という言葉を 使うんじゃない!  (そういったニュアンスのセリフです)

 

 

 

 

 その セリフを 聴いて 鮮明に思いだした青年がいます

 

 

 

 引っ越されて かなりの時間が経過したので 書いても大丈夫と思うのですが・・・

 

 というか 本当は もっと前に皆さんに 伝えたかった事なのですが・・・・

 

 

 重富が たまに呼ばれて 「講演」をする際には 少しお話している 青年「G君」

 

 

 G君は 小学校の通学路に住んでいました

 

 彼の事を知ったのは ある事件? が きっかけです

 

 

 小学生の子ども達から 「怖いお兄ちゃんがいる・・・」

 

 そういう情報が寄せられました・・・

 

 

 詳しく聴くと  通学時・下校時に 子ども達が 自宅の前を通る時に

 

 なにをいっているのかわからない 叫び声 を 浴びせてくる というのです

 

 

 そのことを 訴える子どもたちは 1人2人 では ありませんでした

 

 

 当時 小学校のPTA会長だった 重富は G君宅に 事情を伺いに訪問しました

 

 

 その時 とても丁寧に 応対してくれた青年が 実は G君だったと後で 気がつきます

 

 

 

 それから G君と 2人で話す機会を もつことになりました・・・

 

 

 

 

 周りからは、一時の同情のような気持ちで接すると とても危険なので 注意してください

 

 そんな声を聞いていましたが・・・

 

 

 なにも知らない重富は ・・・  そのまま G君と 会話することになります

 

 

 

 

 

 数回 G君とお話をしました

 

 その間にも G君が 子ども達に 叫び声を 浴びせることは 止まりませんでした・・・

 

 

 

 

 子ども達の 登下校の時間帯 どこかで 出かけてくれませんか?

 

 

 

 そんな 自分勝手な会話をしていたことを 今では 後悔しています

 

 

 

 

 

 実は G君は 心の病気でした 病名を付けるとすれば 統合失調症

 

 

 

 医学知識や カウンセラーの知識のない 重富は だた

 

 G君と話しをするだけ そんな 時間でした

 

 

 そんな ある日 G君は こう話してくれました

 

 

 

 自分は 子どもの頃 明るくて・元気な子どもだった

 

 小学校の高学年になる頃 G君には 少し顔に傷があったそうです

 

 その傷を 心ない言葉で 友人たちが からかうようになりました

 

 

 「汚い」 とか 「怖い」 とか   「死ね」 という言葉もあったそうです・・・

 

 

 最初は G君 我慢して 耐えていたそうなのですが・・・・

 

 その「耐える」ことが 今の 統合失調症 になってしまった原因だと

 

 G君は 考えていたようです・・・・

 

 

 

 

 そして G君は こう つぶやきました・・・

 

 

 今の 小学生たち    学校に行く時間や 帰る時間

 

 

 友達との会話の中で・・・

 

 

 

     「あほ!」  「バカ」  「死ね!」   

 

 

 

 そんな 言葉を 友達に 言っている・・・・

 

 

 そんな 言葉を 友達に 使っていると

 

 

         僕みたいになってしまう!

 

 

 

 それが 悲しくて

 

 

 汚い言葉を使っている 子ども達に

 

   「ダメだよ! 君たち そんな汚い 悲しい言葉を使うと 僕みたいになってしまうよ」

 

 そういう思いで 子ども達に  「注意をしている」

 

 でも その言葉が 興奮しすぎて 叫びになっていたようです・・・

 

 

 

 そんな気持ちを知らない子どもたちは 日に日にエスカレートしていく G君の叫びに

 

 

 「降りてこいや~」 とか 「おまえの方が ○○ だろう~」 そんな 言葉を

 

 中学生の一部が かけてしまったようです・・・

 

 

 

 その日から 中学生の制服を見ると・・・   自宅から降りて行って 追いかける

 

 

 そんな 行動が始まってしまい・・・

 

 

 ある日 暴力事件に発展し・・・

 

 

 警察に 保護される自体となってしまいました

 

 

 

 

 

 数週間して 病院のG君から 電話がかかってきました

 

 

 とても 穏やかな声でしたけど・・・

 

 とても 悲しそうな声でした

 

 

 「自分の気持ちが わかってもらえなかった」 その 悲しさ悔しさだったように思います

 

 

 

 

 その後 G君一家は 遠くに 引っ越していかれました

 

 

 

 そして なにもなかったかのように 子どもたちは 登下校をしています

 

 

 まだ 汚い悲しい言葉を 使いながら 遊んでいる事でしょう・・・・

 

 

 

 G君の 本当の想いを 伝えられなかった 悔しさ

 

 

 この事をきっかけに 後日 「産業カウンセラー」を受講することになるのですが

 

 

 重富が カウンセリングに 向いていない性格だ! ということを 思い知る結果となりました

 

 

 

 

 

 G君が 子どもの頃に 投げかけられた「汚い」言葉 ですが

 

 この時に 周りの対応如何では G君は 病気にならなかったのではないか

 

 そうG君との会話のなかから 直感しました

 

 

 学校の 友達 先生  そして 親や兄弟・・・

 

 

 犯人探しをするつもりは ありませんが・・・

 

 一番 守って欲しかったのは 「親」だったに 違いありません

 

 

 

 G君との 会話の中で お父さんとの 「確執」 的なことを よく話してくれました

 

 

 「お父さんが・・・」「お父さんが・・・」  何度も 聴きました

 

 

 

 

 「いじめ」 それ自体に 焦点を あてることだけではなく

 

 その周りの 環境や 人間関係 特に 親子関係も 良く見て行かないと

 

 本質を 見誤る ことに繋がると思った G君との出会いでした・・・

 

 

 

 

 

 昨今の「いじめ」問題

 

 

 

 カウンセリング や コーチングの手法では

 

 重富の力量では 解決の糸口が見いだせません

 

 

 

 でも 「旨い生ビール」を飲んでもらって 少し笑顔になる

 

 

 この ちょっと ほんのチョットの 親の 心のゆとり (心の笑顔) を

 

 ちょっとづつ ちょっとづつ 増やしていくことで

 

 

 G君のような 悲しい事件が起こらない 土台を造れると信じています

 

 

 

 そんな「思い」も込めて  今日も 「旨い生ビール」を 注がせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 【臨時休業のお知らせ】

 

  26日(金)  重富が東京出張の為(S1サーバーグランプリ 地区本部長会議)

 

           ビールスタンド重富は お休みとさせていただきます

 

 

 

 

 

 

    生ビールで!      ひろしま元気プロジェクト webはこちらから

コメントする