広島を生ビールで元気にしたい!ひろしま元気プロジェクト

旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

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東日本大震災 「【泳げこいのぼり被災地の空に】 その5

 *昨日のブログの つづき

 

 

 

 

    その1 → http://turezurenikki.e-know.jp/e413803.html

 

    その2 → http://turezurenikki.e-know.jp/e413852.html

 

    その3 → http://turezurenikki.e-know.jp/e413896.html

 

    その4 → http://turezurenikki.e-know.jp/e413947.html

 

 

 

 

 竜二と2人で作業に取り掛かりました。  作業をしていると1人の青年が近づいてこられました。

 

 

 

 横浜の徳恩寺の鹿野住職でした。被災地を回って「落語」をされているとのことでした。  こいのぼりを広島から持ってきた事を話すと・・・「なにかお手伝いさせてください」と  私は、こいのぼりの設置場所を探しているんですと伝えました。  鹿野住職は「私がこれからまわる避難所などで声をかけてみますね」と話してくださり  名刺交換と携帯電話の番号を交換しました。    (この住職との出会いが、とてもおおきな動きを引き起こすことになります)

 

 

 住職は、次の避難所に移動されました。

 

 また竜二と2人で作業を進めます。

 

 すると・・・空が真っ黒になり、大雨となりました。おまけに雷も鳴り始めました・・・  作業は中断して、昼食にすることに・・・  雨があがる事を信じて、ある作業に取り掛かりました。

 

 

 

 F先生の最初の電話でもありましたが・・・  渡波中学校の校舎は、津波の被害をうけているので「危険校舎」の指定をうけ  子ども達が授業に使えません。そのために、子ども達は近くの学校3か所に  分かれて通学することになっています。  今日がその最後の登校日(1年生)だったのです。

 

 その最後(終わりという意味ではありませんが)にこいのぼりを皆で掲げて  「新しいスタートの門出」にしたい・・・そう願っていました。  そこでF先生と話をして、分かれて通うことになる3つの学校に持って行ってもらおうと  花嫁道具?ではありませんが・・・こいのぼりを1セットづつと  牛田中学校の皆さんに書いてもらったメッセージを振り分けました。  特別支援学級に書いてもらったメッセージは、特別支援学級の子どもが通う学校に振り分けました。  (後日、F先生より連絡があり、各学校でこいのぼりとメッセージが掲示されていたそうです)  雷雨の中・・・子ども達がすこしづつ登校しはじめました。  体育館に集合して、今後の説明を受けています。  F先生に津波が押し寄せた時の体育館の様子をうかがっていました。  津波から逃げるために、2階部分に上がっていた先生は、どんどん水が入ってくる体育館がまるで、

 

 

 おおきな洗濯機だったと話されました。

 

 水が入口から入りこみ、体育館が1つの大きな洗濯機のように水が渦を巻き始めたそうです。

 

 

 そして、水が引いた後には・・・真ん中にうずたかく瓦礫が山になっていたそうです。  雨はまだやみません。時間は丁度2時になりました。  今日は、私が月に1回出演している「FMちゅーピー」の番組を  1週間づらしてもらい、今日のオンエアーにしました。  私の携帯電話に、広島のスタジオから電話が入り、あと少しで始まりますとのこと

 

 

 

 

 丁度そのときです・・・雲が切れて・・・太陽の光が差し込みました。

 

 

 

       「できる!」そう身体が震えたのを覚えています。

 

 

 

 【お知らせ】 重富酒店では 「スタッフ募集中」 です           詳しくはブログを           http://turezurenikki.e-know.jp/e413421.html           ご覧ください。

 

 

 

 

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