広島を生ビールで元気にしたい!ひろしま元気プロジェクト

旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

旨い生ビールで「広島」の経済を復活させると信じて行動する酒屋の社長の徒然日記

車椅子にてパリへ 学生時代の想いで・・・佐世保コロニー

 

 

 

  私(社長)の デスクを移動させるにあたり・・・

 

  会長の書類の整理をしています・・・

 

 

  いろいろ 懐かしいものも 出てくるのですが・・・

 

 

  こんな ものが 出てきました

 

 

 

 

 

  「車椅子にてパリへ」    長崎県立コロニー 亀井裕樹  (当時)

 

 

 

 学生時代 重富は  佐世保ボランティア協会 という 団体に所属して

 

 

 施設訪問活動(長崎県立コロニー・えぼし学園・赤木学園)

 

 そして 在宅障害児(特別支援学校に通学している)子ども達の 子ども会活動・・・

 

 重富は その 子ども会活動 「きのこ班」を 中心に 活動を4年間続けました。

 

 

 その活動の中で 月に1~2回 訪問していた

 

 長崎県立コロニーに 入所されていた 亀井さん

 

 

 亀井さんは 小説や俳句などを かかれる 文学者 でした

 

 

 

 大学3年の時に  学生時代に 一度 海外を見ておけ! と

 

 父が  私と妹を  ヨーロッパに 旅行に行かせてくれました・・・

 

 

 

 

 

 その話を 亀井さんに なんのきなしに お話ししたところ・・

 

 

 亀井氏の 「夢」の 1つが  パリ旅行 だったのです

 

 

 

 

 私の話が 亀井さんに 火を付けてしまったらしく

 

 

 

 

 亀井さんは パリ旅行に 行きたい!

 

 その時の  介助を 頼みたい・・ と   私に  嘆願されました

 

 

 

 

 その当時  車椅子の方との 1泊旅行には 何度も行っていましたし

 

 東京で開催される 「オセロ全国大会」に

 

 2度 車椅子の青年と 飛行機での2人旅の経験もあります

 

 この時の エピソードは また 機会があるときに・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 そんな経緯も 亀井さんは ご存知だったので 白羽の矢が・・・

 

 

 

 怖いもの知らずの 学生時代の重富でしたので

 

 

 「良いですよ!」  と   気軽に 返事をしてしまいました

 

 

 

 あとて ボランティア仲間に相談したところ・・・

 

 

 

 

 事故や怪我がおきたら どうするんだ?

 

 トラブルで今の施設活動に、支障をきたしたら どうするんだ・・・?

 

 責任問題は????

 

 

 

 

 いろいろ 問題が 出てきました

 

 

 

 

 この 問題は

 

 

 

 ●介助は 重富以外に もう1人 連れて行く

 

 ●施設から直接旅行に行くのではなく、自宅に一端帰省し、そこから出発する

 

 ●事故・怪我の責任は 追求しない・・・

 

 

 なんとか 解決が 付きました

 

 

 

 資金の方ですが・・・

 

 まだまだ その当時 旅行費用は 高額です   3名分となると かなりの 負担です

 

 

 しかし 亀井さんは 自分の貯金と、伯父さんに依頼し  なんとか 工面されました

 

 

 

 重富も 自分たちの 食費くらいは・・ と    24~8時の 深夜のバイトを始めました

 

 

 その時分  時間給 400円 でしたね    (涙)

 

 

 

 

 もう1人の 介助には  元気のよい 若い学生を指名しました

 

 

 っま これが 良かったのか 悪かったのか  (笑)

 

 

 その旅の 珍道中を 含めて  手記にされて 連載されたのが

 

 

 この 写真にある

 

 

 「車椅子にてパリへ」   です

 

 

 

 

 

 

 

 

 亀井さんは 脳性まひの為 自ら体を動かすことはできません

 

 基本 24時間の 介助が必要です

 

 

 いちばんしんどかったのは・・  夜中の 3回の 体位変換 です

 

 目覚ましを 2時間置きにセットして  ベットの上の亀井さんの体位を変えます・・・

 

 

 同行している 青年Mは 一度寝たら  絶対に 起きません (笑)

 

 

 

 着替え・食事・トイレ   通訳は あまり できませんでしたけど・・・  (苦笑)

 

 

 

 

 連載された 本 すべてが 残っていないので・・・

 

 再度 全文を 読んでみたいな~ と 思います

 

 

 それ以上に

 

 亀井さん の ことが 気がかりです・・・

 

 お元気か どうか・・・?

 

 

 

 

 

 旅行に 出発する前の晩

 

 亀井さんの自宅で  亀井さんの お母様が

 

 誠心誠意の 晩御飯を ご用意してくださいました。

 

 

 吉宗(よしそう)の 茶碗蒸しに蒸しずし・・・

 

 その他にも 食べきれないほど・・・

 

 

 

 

 

 母親の 愛 を 本当に感じました

 

 事故や怪我をせずに 亀井さんを お母さんのもとに お返ししなければと・・・

 

 

 若いながら 感じた 前日でした・・・・

 

 

 

 

 

 

 亀井さんは  旅行から帰って 数年後  施設から 独立され

 

 

 ボランティアさんやヘルパーさんと 1人暮らしを 始められたそうです

 

 

 

 重富が 結婚して 子どもができて  1度だけ

 

 

 長崎に お訪ねしたことがあります

 

 

 

 互いに 年を重ねていましたが

 

 あの当時のように 目が輝いておられました・・・・

 

 

 

 今は どうして おられるのでしょうか・・・

 

 検索で お名前を引いても 現在の様子が わかりません

 

 

 

 お元気で 執筆活動をされてらっしゃれば よいのですが・・・・

 

 

 今度 長崎の 友人に 聞いてみようと思います

 

 

 

 

 

 

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